家事を負担に思われてる人が多いと思います。そういう日常のことがストレスになるのはとてもつらいと思います。
そこで今日は僕が思う理想の家事分担について書いていきたいと思います。これで夫婦の家事のストレスが少しでも軽くなると嬉しいです。
家事分担をストレスにしない我が家の家事
何度も言ってますが我が家は99対1で僕がほぼ全ての家事をやっています。
しかし!そこにやらされている家事は一つとしてありません。むしろけっこう楽しくやれていると思います。
妻はたまにちょこっと買い物をしてくれます。
うちは共働きなんですが、別に僕の稼ぎが悪い訳でも妻の帰りが遅い訳でもありません。
あと僕が浮気したとかでもありません。

ここ笑うとこです。
ではなぜ僕が楽しく家事をやれているのか、解説していきたいと思います。
家事分担をストレスに感じる夫婦のための解決策①『ルールを作らない』
よくある二人のルールで家事の分担を決めてしまうというのが一般的にあると思います。夫が掃除洗濯ゴミ捨てをやり、妻が料理買い物やる、みたいな感じです。
そのうち妻の負担がどんどん増えて、気づけばほとんどの家事を妻がやっている。
『名も無き家事』に気付くのもいつも妻。
子どももお風呂に入れなきゃいけないのにー。
というやつです。しんどいですよね。
そこで僕からの提案は、
『ルールを無くしてしまう』
ということです。
どういう事かというと!
家事をそもそもToDoリストから外してしまうのです。
何も外注しろという話ではありません。『やらない』のとも違います。リストから外すのです。
つまり、『自分がやること』としてそこに存在するからストレスになるんです。
家事は共働きの場合、別に仕事じゃありませんよね。義務でもありません。
だったら〇〇がやる、というのを一旦やめませんか?というよりやめてほしいです。
我が家のルールは『気になったらやる』です。
家事分担をストレスに感じる夫婦のための理想の家事分担のやり方
家事は気になるまでお互いにほっといて、気になったら気になった方が気になった時にやる、という事です。
すごく簡単ですよね。
例えば皿洗い。
嫌いな人多いですよね、でも食洗機を買う前に一度考えてください。
皿洗いって毎日やることですか?毎日毎食人生で何回皿洗いする気ですか?
ごめんなさい、これは言い過ぎです。
やってる人はえらいし、やれるのが理想、やらないとご飯の準備ができない、と事情もあると思います。
しかし皿洗いは全部水に浸けておいて、2日分くらいをまとめて洗った方が圧倒的に経済的だし汚れも落ちます。今食べたばかりのお皿なんて汚れが落ちづらいから僕は洗う気になりません。
もっと気になるまでほっておきます。
テレビでも見て、、、
はぁそろそろ風呂入るか。
あ、風呂洗わなきゃ。
これです!
ココ!このタイミング!
うちはここでお願い合戦が始まります。
「お願いだからお風呂洗ってくんない?」
「話があるんだけど、、ずっと言おうと思ってたんだけど、お風呂洗ってほしい」
こういうネタのかけ合いで面白おかしくお願いし合ってます。
結局僕が洗うんですけどね。(笑)
最近はこすらなくていいスプレー洗剤でサボる時もありますね。とにかく義務にしないことが大切だと思ってます。
ルールってそもそも何のために作ったの?
本当に知人友人のお話を聞いているとよく出てくるんです、ルールの話。
お小遣いは◯万だとか、何曜日は〜しないといけないとか…。一度目的に回帰しましょう。
そもそもルールを決めた時、何を目的に決めたんでしたっけ?
お小遣いは大抵、家計のやりくりのためとか貯金が目的です。
家事についてはあまり目的を意識せずルール化する人が多いと思います。
「ゴミ捨てはできないからよろしく」とか、
「帰りが遅いから料理は作ってほしい」とか、そういうルールの作り方は少し問題です。
なぜなら自分のやりたくない事をパートナーに押し付けているだけだからです。ストレスにもなりますよね。
家事分担をストレスに感じる夫婦のための解決策②『感謝を忘れない』
『自分のやりたくない事はパートナーもやりたくない』
まずはこれを意識しましょう。もちろん生活しなくてはいけないですから家事は必要です。
ではどのようにやるか!
先ほどざっくり説明はしましたが、こちらは少し実践編です。
まず『一人暮らしだったらどうするか』を考えます。
自分は掃除が苦手だとします。料理も億劫じゃないし洗濯も好き。
でも掃除だけは…汚れが目立ってたら週末にするかなぁ。
二人暮らしになった時も基本的には同じです。自分のやれない事を相手に求めない。
料理は億劫じゃないから一人分も二人分も同じですよね。洗濯はなおさらです。(一緒に洗うのが嫌でなければ)
問題の掃除です。
パートナーが掃除が大好きだったらやってもらいましょう。
その時、『自分が苦手なもの』や『してなかったこと』をしてくれた時は必ず「ありがとう」と言いましょう。
言われた方は「全然いいよー」ではなく、
「こちらこそありがとう」と言います。
これで家事のストレスはなくなると思っています。
いやいや、途中分かんなくなったぞ!
家事をしてくれてありがとうは分かるけど、相手は何がありがとうなんだ?
そうです。
ここがポイントです!
基本的にストレスになるのって嫌なことがあった時ではなく、良いことが無い時なんですよね。
だから相手にありがとうと返す時は、日頃の感謝でもいいし、何か言おうと思ってて言えなかった部分でもいい、ただそこにいてくれるだけを感謝してもいい。
僕は「いつも家事を強要しないでくれてありがとう」と言ってます。

ここ笑うとこです。
人に言われてからやることほど嫌なことってないですよね。だから強要されないのってすごく大事なんです。
さて、もう一つ問題が残ってました。
パートナーが掃除を苦手としている場合。これはすごく簡単です。
二人とも掃除が苦手なら強要する必要はない、やりたくなるまでほっておけばいいんです。
だってそうですよね、お互いに苦手なピーマンを誰が「食え」と強要できますか。
強要するからストレスになるんです。
うちも掃除はけっこう苦手なんですけど、お互いの友人が毎週のように泊まりにくるので金曜日になると必死に二人で綺麗にしてます。
苦手な家事がある方、家事にストレス感じている方は一度ご相談ください。幸せになるために結婚したんですから、わざわざ縛ることはないと思います。
ルールを作らなかった経緯
ここからはご興味のある方だけが読んで頂ければと思います。(最初からそうですが)
妻は結婚前から
「結婚しても働きたい」とずっと言っていました。
僕は「どっちでもいいから好きなようにしな」と答えていました。
妻は「他人の稼いだお金で遊ぶのは気が引けるし、家事もしたくない」と言っていましたが、僕は変わりやすい彼女の性格を知っていたのでどちらに転んでもいいと思っていました。
現に彼女は2回会社を辞めたいと言い、2回ともすぐに辞めてきました。
基本的に縛られるのが嫌なんですね。
会社がこう言っているからこうしなきゃとか、有給休暇が全然もらえないとか。僕もそれはよく分かります。
どんな会社であれ自分がやりたいことを阻害するようなことは働いている方にとってはしんどいです。
夫婦の話に戻ります。
就職はよく結婚に例えられます。結婚したからといって、今までの自分の交友関係が無くなったり、好きな事が出来なくなるのにはお互いに違和感が残ります。
結果的に「結婚しなければよかった」となるのが一番こわいです。
だからルールを作らなかったです。
たったそれだけです。
「もう所帯を持ったから落ち着かなきゃ」とか、「夫がいるから遊びに行けない」とかそういうのもうやめませんか。
これが今日お持ちした提案書です。
すぐに決断しなくて結構です。
二人でよくお考えになってそれからでもゆっくり始めてもらえたら嬉しいです。